Uber のアドフラウド裁判はアドベリにおけるニワトリタマゴ論争に一石を投じるか
2017年9月に米ウーバーテクノロジーズ(Uber)が、代理店パートナーのフェッチ・メディア(フェッチ)を相手取り、アドフラウドによって過大な広告費を支出されたと損害賠償を請求した訴訟に関する続報。今回公開された法廷文書によると、Uberは代理店パートナーに加え、数社のアドネットワーク企業と、無名の下請け業者100社を追加で訴えています。これらの企業は、Uberのキャンペーンで、フェッチを介して数千万ドルの支払いを受けたとされている、と報道されています。投下された広告費の中にはUberが除外リストに登録していたサイトに配信されていたものや、クリックスプーフィング、アドスタッキングなどアトリビューションやビューアビリティ不正に関するものが大量に含まれていたということです。