インターネット広告におけるプログラマティック取引が増加するに従い、消費者に確実に広告メッセージを届けられる高品質な広告インプレッションは、競合との激しい競争に勝ち抜かなくては獲得できなくなりました。マーケティング担当者は、自社のキャンペーンに最適なインターネット広告の品質基準を定め、競合よりも早く、そして正確に基準を満たすインプレッション在庫を特定しなくてはなりません。
デジタルキャンペーンの目標達成に貢献する高品質なインプレッションとは?
IASが考える「高品質なインプレッション」とは、以下の基準を満たすものです。
見やすい環境で表示されていること(ビューアビリティの確保)
ボットではなく人間に見られていること(アドフラウドの除外)
ブランド価値毀損リスクのない、安心安全な掲載面であること(ブランドセーフである)
加えて、ジオターゲティングに即していることも重要です。
広告の視認性が低ければ、認知を獲得することもできません。また、ボットに見られたところで意味がありません。どちらも”インプレッション”としてカウントされたとしても、実際にはブランドメッセージを消費者に届けることができず、広告予算を無駄に浪費するだけです。

ビューアビリティが高いほど、広告効果が高まることが証明されています(JIAA調査結果より、IASにて図表作成)
また、たとえ人に見られたとしても、アダルトコンテンツや違法ダウンロードサイトなど、ブランド価値を傷つけるようなコンテンツ面で広告が表示されてしまえば、ユーザーとのエンゲージメントを築くどころか信頼を損なってしまう可能性もあります。

ブランドリスクのある掲載面に広告が表示されることは、ブランドの好感度を下げるだけでなく、商品の購入をやめるなど消費者行動にも影響します(IAS – 2019年9月「波紋効果~コンテンツの品質が消費者の広告認知に与える影響に関する調査レポート」より)
(日本を含む世界10カ国のビューアビリティ、アドフラウド、ブランドリスクがどれくらいなのかを知りたい方は、ぜひ最新のメディアクオリティレポートを参照ください!)
「これらすべての基準を満たすインプレションを特定し、優先的に投資したい」
マーケティング担当者のこうした声に応えて IAS が提供しているのが、Quality Impressions ™ です。MRC 認証取得済みのこの指標は、インターネット広告が効果を発揮するために必要なメディア品質基準を保証する IAS 独自の指標です。

Quality Impression は、ブランドセーフティ、ビューアビリティ、アドフラウド、ジオターゲティングの4つの指標を統合し、それぞれの指標間の重複を排除したアドベリフィケーションの包括的な総合指標です
Quality Impressionsは、以下をすべて満たし、かつ指標間の重複を排除したインプレッションの数を示すアドベリフィケーションの包括的な総合指標です*。
- 視認可能な環境で(ビューアビリティの確保)
- ボットではなく本物の人に配信され(アドフラウド除外)
- ブランド棄損リスクがなくブランドのコンテキストに適合した配信面で(ブランドセーフティ)
- 配信地域がジオターゲティングに即していること
Quality Impressions は、世界中で一日当たり5,000億超のメディア品質シグナルを計測している IAS だからこそ実現できる、業界トップレベルの規模と対応能力、そして正確性を誇ります。膨大なデータを計測・処理する能力は、Quality Impressions を算出するための強固なデータ基盤となっているのです。
*Quality Impressions に含まれる指標のうち、ビューアビリティおよびジオターゲティングは設定から外すことが可能、また、ビューアビリティを自社の基準に従ってカスタマイズが可能です。
Quality Impression の概要資料を無料でダウンロードいただけます。ページ下部のフォームに必要事項を記入して送信してください。
また、Quality Impression に関する詳細や、その他のアドベリフィケーション対策について、営業担当より詳しいご説明をご希望の方はお問い合わせフォームよりお気軽にお問合せください。
※これまで「Qualified Ads」として提供してきた指標を、2020年9月10日より「Quality Impressions」と名称変更しました。