アドフラウド対策ベンダーの選び方

認知の高まりとともに、日本でも対策が求められるようになってきた「アドフラウド」。しかし残念ながら、アドフラウドあるいは不正インプレッションの問題を一夜にして解決できる魔法のようなソリューションが存在するわけではありません。

アドフラウドとの闘いには高い技術力と分野横断的な専門知識、そして次々と登場する新たな脅威に迅速に対応するイノベーション力が必要です。これらを兼ね備えたベンダーはいくつも存在しますが、ではどのベンダーを選べば良いのでしょうか?自社のマーケティングキャンペーンに本当に必要なソリューションを提供してくれるベンダーを見分けるポイントはどこにあるのでしょう?

導入事例:プジョー × MediaCom × YouTube

IASがYouTubeと一緒に取り組んだブランドセーフティの課題解決。マーケターの大切な広告予算を守りながら、ターゲットにブランドメッセージを届けるためにプジョーが選んだソリューションとは。

2019年のアドベリフィケーションはどこへゆくのか?

3月20日(水)Phybbit主催で開催された「3月アドフラウド勉強会」。
IAS Japan のエバンジェリスト山口が登壇し、「『Industry Pulse』からみる2019年アドベリフィケーション」と題して、アドベリフィケーションで先行するアメリカとイギリスの意識調査レポートのデータを引用しながら、2019年のトレンドと、アドベリを実施する本当の意味について講演いたしました。

ここでは特別にセミナーでお話しした内容をご紹介します。

デジタル広告がスタートラインに立つために必要なこと

テレビはビューアブルでない広告を放送することはできませんし、雑誌や新聞などの印刷媒体には不正インプレッションの心配はありません。ラジオ全盛期には、ブランドセーフティについて大騒ぎすることはありませんでした。従来型メディアが、デジタルマーケターが現在直面しているこれらの問題に悩まされていないのは、伝統、テクノロジー、そしてFCC(米連邦通信委員会)の規制があるからです。こうした問題は、デジタルだけに特有なものとまでは言えませんが、少なくともデジタル環境から発生した問題です。従来型メディアではインプレッション(広告表示)は当然のこととして当たり前に受け止められていますが、デジタル分野においては、その当然のスタートラインに立つだけでも大変なことです。

マーケターのビューアビリティ、パブリッシャーのビューアビリティ

パブリッシャーと広告主の間で、ビューアビリティ、不正、および総合的なメディア品質に関しての対立が高まっていることから、両者の利害が完全には一致しないことは明らかです。パブリッシャーと広告主はいずれも、自らのニーズに応じてビューアビリティのデータを使用しますが、多くの場合、両者のニーズは相反しています。広告主は、こうしたビューアビリティ指標を支払条件と関連付けようとしており、ビューアビリティは実質的に新たな通貨となっています。

当然のことながら、広告主は不正なボットを対象とした広告や、人間が目にする見込みのない広告に資金を投じたくはありません。同時にパブリッシャーは、高いビューアビリティと不正のないトラフィックを証明できるデータを求めています。表面的には、両者の目標はそれほどかけ離れているようには見えませんが、深く掘り下げてみると、異なる様相が見えてきます。

「Industry Pulse」で読み解くデジタルマーケティングの最新トレンド(後編)

2018年11月から12月にかけて、IASではアメリカとイギリスのデジタル業界で活躍するプロフェッショナルを対象とした意識調査を行いました。Industry Pulseと題された調査レポートでは、900名以上から寄せられた回答をもとに、ブランド、広告主、パブリッシャーそれぞれの立ち位置から見たデジタル広告業界の「見立て」を知ることができます。IAS Insider JapanではこのIndustry Pulseに注目して、前後編の2回に渡ってデジタルマーケティングの最新トレンドを読み解いていきます。

自社サイトで不正インプレッションを発見したら取るべき4つの行動

自社サイトで不正なトラフィックを発見してしまったら?!
無効トラフィックは広告主との信頼を傷つけ、パブリッシャーと広告主に実質的な損害を及ぼします。IASは、デジタル広告のエコシステムから金銭をかすめ取ろうとする不正業者の不正の手口や最新のマルウェアを解析するアドフラウド対策の専門チーム Threat Lab を組織しています。Threat Lab のメンバーに聞いた、自社サイトで不正トラフィックを発見した際に取るべき対応をチェックリストにまとめました。

「Industry Pulse」で読み解くデジタルマーケティングの最新トレンド(前編)

2018年11月から12月にかけて、IASではアメリカとイギリスのデジタル業界で活躍するプロフェッショナルを対象とした意識調査を行いました。Industry Pulseと題された調査レポートでは、900名以上から寄せられた回答をもとに、ブランド、広告主、パブリッシャーそれぞれの立ち位置から見たデジタル広告業界の「見立て」を知ることができます。IAS Insider JapanではこのIndustry Pulseに注目して、前後編の2回に渡ってデジタルマーケティングの最新トレンドを読み解いていきます。

デジタル広告成功への道筋を示すIASの次世代アドベリフィケーション

デジタル広告を取り巻く環境は以前よりもずっと複雑になってきています。

クリーンなウェブサイト上に、限られたフォーマットの広告が、主にデスクトップブラウザを対象に配信されていた頃は、「配信された広告=消費者に見られた広告」と考えていても問題ありませんでした。デジタルマーケターは長らくこの前提に基づき、広告が配信された消費者とされなかった消費者の間でブランド認知やコンバージョンにどれだけ差があったのかを比較することで、デジタル広告を評価してきました。ブランドに対する好感度や態度変容、オフラインでの来店や購入など、キャンペーンの様々なゴールは多様化してきました。では、評価軸はどうでしょう?

ビューアビリティが最初の1歩にすぎない、その理由

「ビューアビリティのプレビッド ターゲティングを設定し、不正インプレッションをブロックしたので、ビューアビリティが向上しました。」
おめでとうございます!あなたのデジタル広告費は効率的に消費されましたね!

―― 今のデジタル広告を取り巻く複雑な環境は、残念ながらそんなシンプルな話では許してくれません。

導入事例:日本マイクロソフト×カラ・ジャパン

「Surface」のコンシューマー向けデジタルキャンペーンを統括する日本マイクロソフトの小池浩氏は、デジタル広告のパフォーマンス向上のため、メディアエージェンシーであるカラ・ジャパンとともにIAS のアドベリフィケーションを積極的に活用。直近では、朝日新聞デジタルおよび東洋経済オンラインの広告在庫の中でもビューアビリティの高い広告枠のみを買い付ける「ビューアブルインプレッション広告取引」を実施した。

日本マイクロソフト社内に向けてはアドベリフィケーションの啓発活動も行うという小池氏と、支援するカラ・ジャパンの横田氏・青木氏に、これまでの取り組み状況や、これから期待することについて聞いた。

AI・機械学習 vs 広告不正の闘い

過去数年のニュース見出しを眺めてみると、AIが私たちの生活の隅々にまで影響を及ぼしていることを実感せざる得ません。書かれた文章や人が話す言葉を理解し、私たちが置かれている環境を知覚する機械はもはや珍しくもなく、バーチャルやリアルの世界のあちこちでロボットが活躍し、私たちのコミュニケーションや仕事のありかたまで変えてきています。自動運転はもはや夢物語ではなく、すぐそこにある現実です。デジタルマーケターにとっても、この流れは決して他人事ではありません。映画『ターミネーター』を想起させるような「機械の勃興」を煽る記事を読みながらも、私たちはいまだにこの破壊的なテクノロジーとどう向き合うべきか、答えを出せていません。

デジタル広告に信頼と透明性を

IASは、デジタル・エコシステムに透明性をもたらし、企業やブランドのデジタル投資を守り、ブランド価値を成長させるサポートを提供できるパートナーとなることをゴールの一つに掲げて活動しています。デジタルインプレッションを正確に計測することは、デジタルエコシステムの透明性の基本中の基本です。

IASは2018年7月より、Google Measurement Programのブランドセーフティとビューアビリティの両分野において優先パートナーに選出されており、Googleが私たちと同じゴールを共有していること、私たちの技術と取り組みを評価したことは、業界全体にとっても意味のあることだと自負しています。

そろそろ白黒つけようじゃないか

アドフラウド/不正インプレッションとの戦いは、モグラ叩きです。不正業者たちは日々技術を進歩させ、より洗練された不正の手法を編み出していて、デジタルマーケターにとってこれは頭痛の種です。不正業者たちの進歩に遅れをとることなく、先手を打って不正対策のテクノロジーを進化させることが非常に重要です。これまで有効だった不正対策が不正業者に遅れをとってしまい、広告キャンペーンに投下される費用を無駄に浪費し、消費者にリーチできない状況をもたらしてしまうこともあります。デジタル業界にとって、対策技術を進化させることが、不正と戦う上で最も重要なのです。
ブラックリスト、ホワイトリストではなぜ不十分なのか?解説します。

アドフラウド、ビューアビリティ、ブランドセーフティはどうなる?2019年のデジタルトレンド予測

デジタルマーケティングを生業にする人にとって、2018年は変化の年でした。2019年に私たちが注目していることはなんでしょう?業界が直面する大きなテーマ、チャンス、そして課題について、我々が注目しているトピックスをご紹介します。
ブランドセーフティ、プログラマティック、サプライチェーンの透明性、ビューアビリティ、そしてアドフラウドなど、アドベリフィケーションベンダーの目線でトレンドを予測します。

Open Measruement SDKで大規模なモバイルの広告検証が可能に

IAB Tech Labは本日、Open Measurement SDKのリリースを発表しました。OM SDKは、IAB Tech Labが提供する広告のビューアビリティ計測用のSDKで、複数のベンダーのビューアビリティー計測を1つのSDKで管理・運用できます。これは2017年に発表された、IASが独自に開発したモバイルアプリ計測用のSDKをIABに無償提供しオープンソース化するというニュースの続報で、βテストを経てOM SDKが正式にリリースされたことを意味します。

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